ひむか本サバの開発
養殖漁業の低迷
養殖漁業の低迷は、漁師町北浦にとってかなり深刻な状況となっていました。
自然豊富な山とリアス式日豊海岸海の好漁場を持つ北浦町の利点を活かした商品開発が、状況を打破する一つの方法だと思い、まだ普及していなかったサバに目をつけました。
他には無いサバを目指し
消費者の方に本当に喜んでいただくためには、味や新鮮さだけではなく、
- 無投薬で安心安全であること。
- 年間通して安定して出荷できる体制であること。
- 一般の価格に左右されないこと。
が重要です。
それを実現させるため、養殖協業体を発足させ、商品開発に試行錯誤を繰り返しました。
そして周年を通して甘くぷりぷりとした脂肪分を押えたサバを作りあげることが出来、多くのお客様からも評価を頂き、喜びの声が聞かれるようになりました。
食卓で手軽に味わっていただくために
しかしサバを鮮魚のまま購入しても調理が難しい方もおられます。
更なる研究や加工業者の方々からの協力を得て、一般の食卓でも手軽に「ひむか本サバ」が味わっていただけるよう、フィレ、〆サバ、一夜干しなどへの加工が可能になりました。
宮崎県ブランド認証ひむか本サバ
条件をクリアしたサバだけが認証を得られます。
- 北浦養殖マサバ協業体で養殖されたマサバであること。
- 魚体重が400g以上のマサバであること。
- 無投薬で養殖し、飼育履歴（餌の種類等）が明らかであること。
- 出荷前7日以上餌を与えず胃の内容物を完全に除去し、肉質を安定させたものであること。
※宮崎県水産物ブランド認証とは
http://www.freshbrand.jp/brands/
私たちはこれらの条件を遵守し、皆様に美味しいサバを安心して食べていただけるよう、日々努力を重ねています。
私たちが精魂込めて育てたサバをご賞味いただけたら幸いです。